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落ちこぼれの中卒フリーターとトップアイドルとの出会いPart7


どのくらい時間が経ったのだろうか意外にも二人の会話は弾み先ほどまで 冷たかった風も暖かくなりまるで二人を包んでいた


裕也「アニメとか詳しいんだ意外だなー」


麻衣美「私、美少女戦士ブレザームーンに憧れていてどうしても子供の頃からアイドルになりたいって思っていたんですけど、うちの父がすごく厳格な人で、高校卒業後は大学に行ってその後は、公務員以外は絶対に許さないって言ってきかないんですよね…確かに公務員になって安定した人生を送るのもそれはいいと思うけどなんかちょっと嫌だなって思って…裕也さんは今はフリーターなんですよね?何かやりたい事があってフリーターやられてるんですか?」


裕也「いやいや!俺なんて特にやりたいことなんてないよ…実は俺、昔、開正学院に通ってた事があるんだ…


麻衣美「開正学院って…あの帝東大学に毎年、何百人も合格しているあの学校ですか?凄いじゃないですか!頭いいんですね!」


裕也「いやいや(笑)頭なんて良くないどころか、自分で言うのもなんだけど寧ろ馬鹿だよ(笑)


裕也「3つ上の兄貴がさぁ、開正学院に合格して制服姿とかめちゃくちゃかっこよくて見えたんだよね…今はあまり話さないけど、当時は兄貴にすげー憧れててさぁ…俺も兄貴みたいになりたいって死ぬ気で勉強したんだそしたら、まぁまぐれだけど、何とか受かって、でも…喜んでいられるもその時だけだったよ…」

麻衣美「何かあったんですか?」


裕也「まぁね…あんまり話したくないけど、とにかく授業の進度が速いなんてレベルじゃなくてさぁ…勉強内容も難しすぎて中1の2学期ぐらいまでは必死に食らいついて頑張ってたんだけどもう勉強にもついていけないし、いろいろ他にもトラブルがあってね…」


自分の過去の話を麻衣美に話す裕也、この時の2人は周りから見てどのような光景に移ったのか、ほとんどの人達が仲良さそうなカップルにしか見えなかったのではないだろうか、しかし、ある1人の人間にはそうは見えていなかった…


男A「……!!!」


続く…